東日本大震災

「セコっ!」で済まない東電賠償請求(被災された方々へ)

合計216ページ。
およそ普通の生活者が理解できるものと言い難い。

東電が作成し、受付を開始した「賠償請求書類」
である。

他にも
被害を証明する書類は(普通一枚しかない)原本をつけろ
、とか
地震とか津波による損害でないことを(被害者に)確認せよ
、とか
カルテなど重要な個人情報を(東電に)開示することを予め同意せよ
、とか…
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日本弁護士連合会(日弁連)が、わざわざチラシを作成し、被災された人々に「警告」しなければならないほど、専ら加害者=東電に都合のよさそうな「賠償請求書」になっているのだろう。

東電による人災=原発事故で苦しめられている方々に、ぜひ一考を呼びかけたい。
「書類を出す前に、まず専門家に相談を」と。
無料相談窓口も掲載されたチラシ(画像)の全文はコチラ⇒「nichibennrennkeikoku.pdf」をダウンロード

政府閣僚も、ただ「あぜんと」しているばかりではイケナイ。
そもそも、「加害側に賠償請求書をつくらせる」という国際的非常識
の責任は、政府にあるのだ。

福島県医労連から頂戴したメッセージ

定期大会が近づいてきた。
今年はとりわけ、どの組合から頂戴するメッセージも
ずん!と心に響く中身が伝わってくる。
宮城県医労連から頂戴したメッセージを先日紹介したが、
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今日は福島県医労連の仲間からのメッセージを頂戴し、
その思いを深くした。

是非、大会前に、みなさんにも読んでいただきたいと願っている
「fukushimamessage.pdf」をダウンロード  

被災された方々へ届けたいのです(政府広報)

まだこうした情報(→首相官邸の公式サイトにリンク)も、

被災された方々に行き届いていない可能性があり、

1枚でも結構です、「直接手渡し」のお手伝いをお願いします、と政府から広報。

例えばこんなチラシ「sigoto21.pdf」をダウンロード

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こういう政府の取り組みには、少しでも協力できたら、と。

第3便出発

ども・・・

被災地に激励メッセージと“生理用品”を届けよう

第3便が今日出発します20110620165938

「私たちの代わりに、みなさんのお役にたつんだよ」

被災地からお礼のお返事

ども・・・

被災地の女性に激励メッセージと”生理用品を送ろう”

300個は集まったでしょうか

昨日もわざわざ書記局に中央保健生協の女性部役員さんが届けに寄ってくれました。

国立病院の某支部では、施設側も一緒に取り組んでいただき、本当にたくさんのみなさんの、被災された方を応援したいという温かい気持ちに胸キュン

みなさんの心はまた、第3便として送ります

さて、報告が遅れましたが、送り先の宮城県医労連の松田すい子副委員長からお礼のメールが届いてます。

6月3日

宮城県医労連の松田です。物資届きました。ありがとうございました。
皆様のあたたかい心遣いに感謝いたします。
今、宮城では、県災対連に結集し、被災地での「何でも相談会&500食炊き出し隊」に参加し、活動しています。ボランティアで参加された皆さんにも感謝いたします。
瓦礫も片付いてきていますが、1800万トン、23年分の瓦礫ですのでまだまだです。
復興のための「県民センター」が発足しました。財界指導ではなく、県民主体の復興目指してがんばります。
引き続き、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

そして、岩手県医労連の鈴木書記長からもお礼の電話をいただきました

6月13日AM9:00

「西日本のみなさんの温かい気持ちに本当に感謝します。まだまだ大変な状況です」「車や自転車が流され、買い物難民がたくさんおられ、今は中古の自転車などを集めています。」

「できましたら、調味料夏服があれば・・・送っていただけたらと思います」

というお話でした。(冬服は十分、岩手の夏は涼しいので扇風機・うちわは使わないとの事)

みなさんのご家庭にある調味料(未開封)や、お中元お歳暮でいただいたもの!去年の夏のバーゲンで衝動買いしたけど箪笥の肥やしになっているお洋服(未着用)などがありましたらご協力ください

県医労連に送っていただければ、必ず被災地にお届けします。

引き続き、被災地のみなさんの声をきき、支援を続けていきましょう西日本の我々もガンバろ~

惨事ストレス

ども・・・

惨事ストレスという言葉をご存知でしょうか

被災地ボランティアから戻った書記長・・・まだ疲れが取れてないといいますが、この“惨事ストレス”では

『支援から帰られた職員のみなさまのメンタルヘルスに関する手引き』⇒「c1104.pdf」をダウンロード 作成:東日本大震災大阪障害者緊急対策連絡会・監修:大阪障害者センターメンタルヘルス研究会ない

上記の資料によりますと・・・
惨事ストレスとは、
業務への影響:業務に過度に没頭する、思考力の低下、集中力の低下、作業能率の低下
行動への影響:酒が増える、タバコが増える、危険を顧みなくなる
遺体関連業務有の反応:気持ち悪さ、嫌悪感、遺体・遺留品に感情移入する、におい刺激への反応、吐気、嘔吐、食欲低下、遺体を連想させる食物が食べられない。

ということです。

うちの書記長は食欲低下は見られませんが、なんだか、ぼ~として幽体離脱をしているようで、

ご本人は「頭に綿が詰まったよう」と表現されています。

続いて、資料から・・・

⇒もちろん、過酷な状況においても、人はその環境に適応する能力を持っています。
しかし、大惨事の場合には、そのストレスは甚大です。そのため、本来の適応能力では対処しきれないまでの衝撃を受けることがあるのです。

惨事ストレスは「異常事態に対する正常な反応」で、誰にでも起こりうる反応です。
そこで、みなさんに反応がでた時には
① 反応が出た場合でも、多くの場合は一時的で、次第に収まり完全に回復するものであることを理解してください。
② しかし、その影響が長引く時には、
・ストレスを受けた際の心身の反応を理解する必要があります。
・反応が長引く場合には、なるべく早く周囲に相談するのが望ましいです。

反応とは、
心の変化 :気分の高ぶり、イライラ、怒り、憤り、不安、無念さ、無力感、自分を責める、憂うつになる
現実感がなくなる、時間の感覚がなくなる、
(強度) 繰り返し思い出してしまう、感情が麻痺する、仕事が手につかなくなる、他人と関わりたくなくなる
体の変化:不眠、悪夢、動悸、立ちくらみ、発汗、呼吸困難、消化器症状、音に過剰に驚く

ということです。

続いて⇒職場に帰った支援者に対して
・派遣後確実に休暇を与えて下さい。
・職員にストレス対応に関するアドバイスをする機会を設けてください。

管理者のみなさん
今後の対応について考えましょう
派遣後には身体面でもメンタル面でも休養が必要であるが、現実にはその実現が不可能であることが多いのが現在の状況である。
しかし、仕事を休むことで仕事がたまるという状況を差し引いても、長期的に考えると休むことが必要であり、派遣された職員が休めない状況や仕事が滞るのを防ぐためには、被災地へ職員を送り出す職場が理解を深め、派遣された職員に対する休養の体制を整えたり、事前に業務調整をするなどして、派遣後に仕事がたまらない工夫が求められる。
また、派遣された職員にとっても、休養をとることも業務の一つという意識が求められる。
(平成22年度厚生労働科学研究費補助金(障害者対策総合研究事業(精神障害分野)大規模災害や犯罪被害等による精神科疾患の実態把握と介入手法の開発に関する研究災害精神保健医療マニュアル:東北関東大震災対応版 エキスパートコンセンサスを踏まえてより)

(お清めの)『塩をまけ』といいましたが・・・・塩じゃダメなんだね

私たちの代表で被災地にいった書記長。しっかり、休養をとってください。

帰宅しました。

帰宅しました。
帰路は、ただひたすら、でした。
私は午前1時前、最後の(残るはずだった)Mさんも、ほどなく帰宅されると思います。

まずは、感謝とともに。
「おやすみなさい。」


ところで体重は…87,8㎏
…(-_-;)増えました。

被災地へ届け❤

ども・・・

女性部で取り組んだ被災地へ生理用品を

急な呼びかけにもかかわらず、たくさんの生理用品とメッセージが寄せられました

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思いのこもったメッセージ、なんだか胸キュン

一日も早い復興をめざし、私たちもできることを頑張ります

こんどは、福島に“ひまわりの種”ってどうでしょう

覚え書き( 金沢通過)

覚え書き(<br />
 金沢通過)
車中は退屈(/--)/。以下、申し送ります。

災対連石巻センター(27時点)の情報
『装備品』
防塵型マスク…本部に在庫余裕、わざわざ買う必要なし(必須装備)、

手袋…軍手よりも「肘までの長さ」の厚手のゴム手袋(泥関係作業。軍手型はローソンでも購入できるが、厚手のゴム手袋は売ってない)。

作業着…本部から3分のコインランドリーを使えるようなら、毎日洗濯乾燥で1着充分。異臭避けられないので毎日洗濯をつよく推奨。(下着普段着も同様)

ズボン型カッパ…晴天でも基本装備。破れるので、安いものを多く、が吉。私は毎日ボロボロに。(現地調達困難)

ゴム長靴…今回は一人踏みました。釘踏み抜き対策を強く推奨。「持ち帰り厳守」毎日徹底して泥落としを!(いまも車内に異臭)。クレンザーなど洗剤使用。

『環境』
コインランドリー…高いので、グループ利用を。5人では洗濯700円(除菌込み47分)脱水300円(8分×3回完全乾燥)

コンビニ…現状は徒歩25分だが、近くのセブンイレブンが改装中(歩5分)。ジュース自販機は徒歩5分

自衛隊風呂…風呂に入りたければ選択余地なし。歩10分。無料。ペットボトル水500おみやげ付き(必須)。

すき家…歩18分。24時間。ドリップ式コーヒーを飲める最直近店舗(100円)。朝かよってました。

なお、(男子の)宿舎は、およそ22時には消灯し、6時には起床、しています。煙草は戸外で。

おはよございます

おはよございます
石巻のセンターは、もう起きています。
私のいた4日間は、毎日3〜5部隊、
およそ20〜30人が、依頼者のもとに向かいました。実働時間は、ひとり7時間/日。
私たちとは別に、社協では約500人位が
連日動いていました。

ここに暮らす方々の被災の大きさと比べれば、
正直、微力というほかないのですが、
「決して無力ではない」、
そこが、大切なところなのだと
確信できました。

一方、身体を使う以外に、私たちができることもあります。

例えば…
「自力で確保した避難先賃貸契約であっても、改めて自治体を含む三者契約に結び直せば、被災直後に遡って、応急仮設住宅として扱われ、家賃等の給付を受けられる」(国の措置)
→しかし石巻市では、「5月以降の部分にしか適用しない」、被災者の相談に回答しているようです。
窓口で歪められるせっかくの支援措置。
根拠のない不利益対応をただす働きかけも、
国や地元で急がれます。

もうすぐ、本部の前も、にぎやかになります。
行ってきます(^-^)/

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