ちょっといい話 ③
ども・・・
ご無沙汰ちゃんです。
気が付けば2016年になっていました・・署名のお願いオルグや戦争法反対の行動や、バタついています
そんな、貴方に心温まる「ちょっといい話③」をお届けします。
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近所の人の話 安佐南区 濱 喜代子
先日、公務員をリタイヤし、町内会の役員として活躍する近所の男性から声をかけられた。
その男性は「勤勉・実直」を絵に描いたような人で、カラオケ大会では「月の沙漠」を歌う、堅物という印象だった。
「昨年の夏、市民病院に前立腺の手術でお世話になったんよ。先生も看護師さんも優しいいい人ばっかりだったよ。その中に忘れられん一言をかけてくれた看護師さんがいて、あれ以来、心が温かく、幸せな毎日を過ごしとるんよ。」
手術前、浴衣に着替えた折、ある看護師が、「浴衣姿もかわいいですね。」と優しく声をかけてくれたそうだ。現役時代は堅物で、かわいいという言葉とは到底無縁だったに違いない。そこへ思いがけない言葉をかけられ、人生の彩りが明るく変化したという。
「病棟と、その看護師さんにあてて手紙を書いたんじゃけど、渡せないままになっとるんよ。濱さん渡してもらえんかなあ?」
「必ずお届けしますよ。」意外なお願いに、つい言葉が出た。
きっと、宛先をどうしていいか迷ったに違いないその手紙は、なにも書かれていない茶封筒に入っていた。
看護師として日頃、患者さんと関わる中で自分がかけた一言がこのような効果を生みだしていることなど、想像もせず働いてきた。看護は入院中だけで終わるものでなく、その後の人生にも効果を生みだす無限の力があることを知った。近所の男性のエピソードは患者さんとの関わりについて足を止めて考えさせられた内容だった。
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