特定看護師?(つぶやき)
厚労省は、新たな看護師の資格「特定看護師(仮称)」を創設させようとする意向だという。
日本医労連としてはまだ確たる見解を持ち合わせないが、「よい医療」めざす運動で共同し、積極的な役割を発揮しておられる全日本民医連や全国保団連からは、昨年末に声明などが発表されている。
議論の経過については全日本民医連の声明(12/17)が、⇒「seimei101217.pdf」をダウンロード
考え方の柱建てについては全国保団連政策部長(12/5)のコメントが、⇒「ginen101205.pdf」をダウンロード
参考になる。
私見にとどまるが、「崩壊の危機に瀕する医療のたて直しをめざす」なら、医師や看護師の絶対数を増やすことが先決であり、本筋と思う。特定なんちゃらという新資格について、アメリカのNPとの近似を指摘し、根本問題が”(国にとっての)安上がりの医療”指向にあることを指摘された全国保団連政策部長の「疑念」に、おおいに共感するところだ。
いま現場を懸命に支えている看護職員たちの、「よい医療・看護の実現」を基軸にすえた議論が、今後の動きにキチンと反映されることを期待したい。
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