「学習会」を力に前進する労働組合

労働組合は春闘本番態勢に入りました。先週土曜日は、広島県厚生連労働組合（広厚労）の中央委員会にご挨拶で、尾道へ。「会場は港湾ビル」と言われて探しても、WEB上では見当たらず、「Ｄ５１の前にある建物です」と教えられた道順に従って、なんとか到着。地元の方には「港湾ビル」じゃないと通じないらしい建物は、「尾道糸崎港湾福祉センター」というそうです。保存状態もまずまずのＤ５１に乗って見られたい方はぜひ、尾道古浜郵便局そば、港湾ビル向かいまで、足をお運びください。

広厚労は、ン十年間ずっと「機関会議で必ず学習」を実践し続けてきた、労働組合です。執行委員会でも月１回、職場の代表が集まる中央委員会でも必ず、ときには高齢者医療の問題など地域に案内し「公開学習会」の主催までも。夜勤改善など強い運動能力＝要求前進の実績や、役員さんたちの元気のミナモトは、この学習にあったんですね！アヤカリタイ

今回は平和と憲法をテーマに、広島市から労学協事務局次長のＨさんが、「ジャーマネ・Ｋ」を伴っての講演。「誰もがゆたかに安心して暮らしたい。だから平和憲法を大切にされる方は多いのですが、意外に”日米安保条約も大切”という方が少なくないようです。けれど…」と始まった縦横の語り。日米安全保障条約とは何か、なぜ平和憲法と両立しないのか、成立の歴史と条文の事実にそった徹底解剖で、明らかにされました。「はじめて知る事実ばかり。新鮮でした！」「また是非同じテーマで講演を！！」など、大好評でしたよ。

お昼は心のこもった歓待に感謝。 Ｈさんとジャーマネ・Ｋは、次の予定地・呉へと颯爽出立されました。「依頼は私を通してくださいね～ﾎﾎﾎ」という声を残し…

きっちり集めた要求アンケートを背景に、賃上げ要求は「3万円以上」。スト権も確立して前進にかける、広厚労なのでした～