憧れの白衣の天使の実態
ども・・・
日本医労連の「看護職員実態調査」。広島県医労連に集まった828枚のうち看護師の心と体の状態と母性保護に関係する項目を集約しました。「20100119.jpg」をダウンロード
看護職場の過酷な実態がよくあらわれた結果となっています
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回答者の平均年齢は35.5歳の看護師(女性96.3%)平均勤務年数は11.7年。
85%の人が夜勤や不規則交替制勤務をしています。
病人を看護をする職種でありながら「自分自身の健康不安を抱えてる人」が68.2%
「翌日にも疲れを残し、慢性疲労を訴えている人が」77.5%
「職場での強い不満やストレスを訴えている人が」69.2%。そのストレスの原因第1位,仕事の量49.9% 第2位,仕事の質30.9% 第3位,仕事の適性・人間関係27.2%となっています。
また、いつも薬を飲んでいる人は62%。その薬第1位は鎮痛剤32.4% 第2位,ビタミン剤←これは美容と健康の為かも・・(○゚ε゚○) 第3位、胃腸薬と続いています。また92%の人が今の状態を「体が怠い・腰痛・いつもイライラ・憂鬱な気分」で働いていると回答しています。
母性保護関連項目の、生理休暇については、取っている人は僅か1.3%で「生理休暇はもはや絵に描いた餅状態」になっています。
妊娠が順調だった人も僅か12.5%。不調だった人は88%。またその内、妊娠時、夜勤免除などの措置を受けた人は32%となっています・・・ (看護職は妊娠異常率が高いのです)
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どうです・・若い世代にも拘わらず、夜勤・交替制勤務で、忙しい専門職場の現場で、鎮痛剤を飲みながら、クタクタになって、自分自身の命を削りながら働いている実態がおわかりいただけたと思いますこれが今の看護師の実態です。病院の「白衣の天使」は心も体も疲れ切っているのです。
看護師自身が健康で働きつづけられるためにも、患者さんにも「安心・安全な医療」を提供するためにも、看護師のゆとりある労働条件(十分な人員配置・長時間労働や夜勤に対する制限などなど)が不可欠だと考えています。
私たち医労連の運動へのご理解とご協力をお願い致します。
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