休日手当裁判も大詰めに!
昼夜を分かたず一年365日、患者さんのいのちを守るため職場を支える仲間たち。
家族や友人、社会と自分をつなぐ「休日」に働かざるを得ない負担への、
せめてもの代償が「休日出勤手当」でした。
しかし広島赤十字・原爆病院は、労働組合との約束を無視し、
あたかも「ヤミ手当」であるかのように事実を歪め、勝手に打ち切り
。
許せないと立ち上がった看護師たちのたたかいは、提訴後ちょうど一周年で、大詰めを迎えようとしています。
決め手はOBさんたちの取っておいた「給与明細」と、組合の保管していた協約。証拠です。
10月19日の第7回公判では、裁判長により以下の整理がされました。
- 休日手当支給を定めた労使協約が結ばれたことに双方の争いがない
- 現に打ち切られるまで休日手当が支給されていた事実がある
- この間に、日赤本社が協約破棄を行った、との主張はない
- 病院側がこれらに対する新たな反論(抗弁)を用意できない限り、判決に向かうことになる
「約束破りは事実でしょ!スジのとおった説明ができるの?」と病院が詰め寄られたかたちです。
次回公判は、11月25日(水)14:30- 地裁209号
※公判終了後スグ、隣地・弁護士会館にて「報告集会」
山場にふさわしく、全国からたくさんの仲間が来られると思いますが、ぜひあなたもご参加を!
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