熱闘4時間!浮き彫りになった職場軽視
昨日午後は広島記念病院不当労働行為救済申立の証人審問最終日。
組合・病院双方から4人の証人に対する審問を、ビッチリ4時間やり通しました!
傍聴席には30名近い支援参加のみなさん。山口や尾道からも、アツい連帯の参加いただきました。県労連議長をはじめ、地域でたたかう先輩の方々も多数
長時間、折りたたみ椅子のうえに最後まで腰をすえてくださったみなさんに、本当に感謝します。m(_ _ )m
病院側の主張の核心は、「その都度きちんと交渉に応じてきた」というのですが、
病院側証人の反対尋問でも、ボロボロと”厚化粧”が剥がれ落ちていきました。
今回の圧巻は看護部長? そのごく一部のエピソード↓
- 病院側の主張する「ヒアリング結果」では「大多数が2交替制を支持」というものの、そのヒアリング過程自体が個々の意思確認によるものでなかったばかりか、2交替制を前提として意見聴取されたものであったことを、審査委員の質問で…
- 2交替制の提案に際しても一切「職場の声は聴いていない」と反対尋問で…。導入前の準夜・深夜にも、導入後の長時間夜勤や長日勤にも従事しない、日勤だけの看護師長さんたちで相談して、「働きやすい」勤務体制として提案したそうです。
- 組合の求めに対しては1年以上も検証データの提示を放置し続け、未だ示していないにも関わらず、救済申立後にわずか2ヶ月で検証結果をとりまとめたことに触れ、「申立がなければこの結果は組合に伝える予定であった」と居直り?証言。しかし、審査委員からも「検討中であったとしても、その内容を示すことはできたのではなかったか」と尋ねられ、「答えられないです…」と。
次回は8/31(月)午前10時。いよいよ最終審問の予定です。
審問開始前、「控室」で待機する申立人=組合の仲間と、頼もしい代理人=弁護団。
前日も当日午前も続いた、キビシイ打ち合せを終えての、本番前わずかな「ホッとひといき」の瞬間。
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