大企業こそ「品格」と社会的責任を
33兆6千億円「内部留保」
+減益ながら黒字決算見通し
+株主への「増配・維持」
=4万人余「クビ切り」。
「世界水準」を標榜して恥じない大企業が、
まず真っ先に、「派遣切り」「雇い止め」の猛吹雪を地域に。
12/24付『中国新聞』記事は、この数字を挙げて
「きしみが目立つ”強欲な資本主義”」と評しました。
世界中を覆う「不況」の嵐も、その発端は投機マネーの暴走。
人災&政治災害です。
しかし先進国の中でも日本が特殊なのは、
「派遣切り」「契約中途解除」といった
多分に不法行為を含んだ「企業の不品行」を
きびしく”しつけ”る政治の責任やルール、
企業自身のモラルが
とっても×とってもユルイ…ということです。
「世界水準」なんてとてもとても言えない。
労働組合も企業の”しつけ”には責任あり。
組合が法律で守られているのは、
「すべての働く人々、地域に暮らす人々の生活と権利」
を守る役割が、その存在に期待されているから。
大企業が「ジコチユー」の先頭をきっているいまは、
多くの仲間や人々と手をつないでこそ。
***
県医労連の09年春闘のスタートは、本日「県労連新春宣伝行動」からでした。
広島市内では早朝3箇所62名が。医療の仲間も、11人
用意した3,300個のメッセージ付きティッシュは
半時間ほどのうちに
急ぎ足で職場などにむかう人々のポケットに
吸い込まれていきました。大きく広がれ、ユニオン!
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